レアル・マドリード対LAギャラクシー観戦!
レアル・マドリード対LAギャラクシー観戦!
ロンドン・オリンピックで、なでしこサッカーが活躍しているさなかの8月2日、ロサンゼルスのHome Depot Center で、世界一のサッカーチームであるレアル・マドリード対LAギャラクシーの親善試合(フレンドリーマッチ)を観に行った。まさに銀河系軍団(ベッカムやジダンが居た頃のニックネームらしい)vs銀河(ギャラクシー)だ! ブラジル代表デフェンダーのマルセロがネイマールと五輪の試合に出ているのを見て、まさか彼はLAには来れないだろう、とはわかっていた。
試合前の練習を観ようと、早めに出かけたがフリーウェイが混んだ上に、会場界隈のフリーウェイの出口や道路も既に渋滞中。やっと入った駐車場は$20! タカッ! 奥の裏側の方に先導され、車を停めて入り口に向かう。すると長蛇の列! やっとのこと中に入ったのは、7時頃。 グラウンドでは、おや! ベッカム、ドノバン、アイルランド代表のロビー・キーンがゴールキックやパスの練習をしている! 奥の方にはレアル・マドリードの選手達も見える。八分程入った観客が既に騒がしい。自分は、生でサッカーの試合を見るのは初めてだったので興奮してきた。
試合前のセレモニーで全選手が登場すると、会場は興奮のるつぼに! そして7:30、試合開始! 移籍の噂のカカがいる! ゴールに走りこんでくるスピードが凄い! それに結構デカい。カカがコーナーキックをすると付近の観客が大騒ぎ。このグラウンドはラグビーの大会で見に来たことはあるが、観客席とフィールドが近くにあるのでとても見やすい。ベンチにはモウリーニョ監督が見える。世界最高の指揮官だ!
アルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリアの技術が群を抜いて素晴らしい、アシスト、ゴールと立て続けに決める。キャプテンのゴールキーパー・カシージャスは思ったよりでかくない。状況判断に優れているシャビ・アロンソに声援があがる。あれよあれよと言う間に、1点、2点。ベッカムのロングキックパスは健在。ドンピシャリのタイミングだ。ギャラクシーは1点返す。レアルがまた1点追加。観客もレベルの違いに度肝を抜かれている。
前半終わる前に、ぞろぞろとまだ出てない選手が目の前のサイドラインで練習をし始める。ペペだ! エジルだ! ベンゼマだ! セルジオ・ラモスだ! そしてクリスティアーノ・ロナウドだ! こちら側の観客は、試合そっちのけで彼らに声援を送る。カメラのフラッシュも凄い! 自分の回りの客は女性同士の若おばさんグループが多いのに気付く。お洒落で金持ちそうだ。この種のサッカーファンがいたんだと驚いて感心すると、実は世界一のサッカーチームのイケメンたちをどんなもんか拝見しにきたようだ。な〜んだ、道理で。
3−1でハータイム。その間に、ホットドッグを買いに行くとこれまた長い列で、席に戻ると既に試合再開していて大きな歓声が聞こえる。それもそのはず、レアルは11名を変え、あれ、全員? 後半から出場のスターたちは、華麗なプレーを披露する。グラウンドがとても小さく見える。選手達が大きい上に、動きが速い。パスもうまい。テレビで見るのと大きな違いは、テレビに映らない選手達の動きが、総合的に見れることだ。突然走る振りをする選手や、オフサイトダインをチェックしながら真横に走って裏に抜けようとする選手や、パスを呼んでる選手など、ナカナカ面白い。クリスティアーノがパスを受けたり、ドリブルしたりするたびに歓声が上がる。さすがスターである。いやスーパースターだ。観客を魅了する。レアルのオフサイドラインがハーフウェイラインまで上がっていて、密集の中でチョロパスをずっと繰り返して、いきなり仕掛けるという感じだったので、グラウンドの半分で試合しているようだった。
試合は終わってみれば5対1。まるで大人と子供の対決であった。試合後、観客に手を振っていた笑顔のペペが印象的だった。明るくて良さそうな人だった。観客30,317人。あっと言う間の感じだったが、30,317個の夢を与えてくれたようだった。あまり日本人の観客はいなかったが、やがては日本人選手もリアルの一員に成ってこうしてLA、いや世界中の人たちに夢を与えにきてくれればなあ、と切望する。着実に伸びている日本男子サッカー。その日は必ず来るだろう。
お土産にレアルのユニフォームを買おうとしたが、$135とか高かったのでやめた。デザイン的にはバルセロナの方が好きだ。ユニフォームっていう感じがする。そのうちスペインの本場の80,000人収容の試合会場で観たいものだ。という訳で、帰り際に駐車場に戻ると、ラテン系の青年がレアルの旗を売っていた。試合前は$10だったのを覚えている。いくらだ? と聞くと、今は$5だと答える。なら$2ドルでどうだ? と聞いたら、$3にしてくれ、と。ということで$3で旗を買った。最悪だったのは、その後、駐車場から出口にたどりつくまで超渋滞で1時間かかったことだ。まあ、なにはともあれ、なんとか満喫した一日であった。レアル・マドリードありがとう!
ちなみにレアル・マドリードはブランドを世界マーケティングするために、いち早くプレシーズンのワールドツアーを採用したらしい。グッド・アイデアである。
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- 2012/08/09(木) 12:17:00
BCS(ボウル・チャンピオンシップ・シリーズ)とは…?
BCSとは1999年に始まったアメフトの大学全米一を決めるBowl Championship Seriesの略だ。
1990年アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)の副コミッショナ−だったトム・ミックル氏が、ファンが一番望む試合、つまりランクキング第1位と2位のチームが最後の試合として全米一を決められるシステムが出来ないかと、アイデアを練った。以前はあらゆるカンファレンスのトップ校同士が正月にローズ、オレンジ、シュガー、フィエスタの4大ボウルを中心にイベント的な試合を行っていた。スポーツ記者(AP投票)とコーチの投票による2種類のランクが存在し必ずしも一致しないため、2校が全米一になったり、無敗でもなれなかったり、長年ファンから不満や疑問があった。
1995年、当時のABCネットワークの編成局長でハーバード大学法律大学院卒のトニー・ペティティ氏が、メジャーのカンファレンス、4大ボウル執行部、テレビ局の間を奔走した。ランク方法も投票の他にコンピューターによる対戦スケジュールの難易度も考慮した。
UCLA、USC(南カリフォルニア大)などが属するPacific10(パック・テン)と中西部中心のミシガン大、オハイオ州立大などを含むBig10(ビッグ・テン)をBCSに参加させることに成功し現在のシステムが実現した。その結果半世紀続いたパック・テン対ビック・テンのローズボウルの伝統は破られた。
惜しくもミックル氏は、55才の若さで2006年の春に癌で他界した。大学スポーツやファンのために力を注いだ彼の遺産は受け継がれる。今週からそのBCSランキングが発表される。
メジャーカンフェレンス(ACC, Big 12, Big East, Big Ten, Pac-10,SEC)に属していない無敗のBOISE州立大学を応援して、フロリダ大学と王座を争えればと願う。恐らくテキサス大学、USC(南カリフォルニア大学)がトップ3あたりにきて、無敗を続けるビッグテンのアイオア大学が割り込めるかもしれない。この時期になると、いよいよ秋から冬へと感じ始める。LAは未だ暖かいが…。
- 2009/10/18(日) 17:18:40
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